プラムのイヤリング 裁断とブランケットステッチ

刺繍キットが届いたので、さっそく縫い始めてみた。刺繍ってくつろいでゆったりやってるイメージがあったから寝る前に副交感神経優位にするのにいいと思ったけど、初めてやる刺繍で縫い目細かいし、夜の薄暗い照明の下でやってたらゴリゴリに目凝らしてやらなきゃいけなくて(電気の明るさ強めたらいいんだけど)、めちゃくちゃ集中したし、目と肩と手にぐーっと力入ってどっちかというと臨戦態勢だった。昨日やったのはブランケットステッチ。ひざかけの縁にしてあるやつ。型紙を花の形に切り抜いて、それをフェルトに合わせてチャコペンでなぞり(チャコペン懐かしすぎた)、できたガイドにそってフェルトを切り抜いた。5枚の花びらがついた直径4〜5cmの花。その花びらの縁にブランケットステッチを縫っていく。風呂上がりに1時間半くらいかけて、1つ目の花の縁が全部縫い終わるところまでできた。花はもう一つある。可能なら仕事しないで早く続きに取り掛かりたい。

デイリークイーン

子どもの頃、母方の祖父母が住んでいた山梨に遊びにいったとき、近所のスーパーで食べていたソフトクリームのことが急に思い出されて食べたくなった。形が特徴的で、いわゆるよくみる絞り出したソフトクリームを渦状に積み重ねるタイプでなく、縦に太く2回だけ絞り出すタイプで、雪だるまの頭がちょっと尖ったような形になる。チョコトッピングが選べて、カラフルなチョコスプレーや黒一色のチョコスプレーを満遍なくまぶしたものや、チョコソースにソフトクリームをダイブしてコーティングしたものが選べた。私は黒色チョコスプレーかチョコダイブタイプが好きだった。とはいえ、山梨にはそう頻繁に行っていたわけではないから、たぶん2〜3回しか食べたことはない。あのソフトクリーム屋さんは何という名前だったのかどうしても思い出したくて、あわよくば今でも食べに行きたくて、ネットで「ソフトクリーム 拗じらない」とか「ソフトクリーム 2段」とかで調べていたらそれっぽいものがヒットした。それがデイリークイーンだった。メニューなどを見ると完全にこれ、という感じで、今はもう撤退してしまっているようだったが、日本にもかなりの店舗があったらしい。もうぜったこれだ。どうやらハワイにあるらしいので、ハワイに行ったらデイリークイーンを食べようと心に誓った。

真ん中のやつがそれ。

www.instagram.com

ja.wikipedia.org

www.dairyqueen.com

キッチンカー

昨日は仕事終わりに40分くらい散歩した。それで4,000歩くらい。まだまだ足りない。とにかく月のこの時期は身体がだるすぎるのでそんなにバリバリ運動することはできないんだけど、気が向いたら少しでも歩いたりしていかないとベースが悪いとはいえ体調を維持できない気がする。今はフレックスになったので、9-18時勤務を試みている。18時に仕事が終わってすぐ散歩に出ると、まだ外は結構明るい。昨日は家の中で作業していると暑くて、特に自分の作業机は窓際にあるので、キーボードを叩きながらじっと座ってるだけなのに、常にじんわり汗ばんだ状態になってしまった。北向きだからじりじり焼けるように暑いというわけではないのがまだ救いだ。外に出たら室内から想像していたより空気がさらっとしていて、少し涼しく、夏の朝みたいな匂いがした。夏に旅行で長野のコテージとかに泊まって、朝早めに目が冷めちゃってしょうがないから外に出て軽く散歩するときみたいな匂いがした。そこから駅前の方まで20分、ちょっと道を変えて帰ってくるのに20分。それで計40分。途中、以前大きなカフェが建っていたのがなくなって簡易的な駐車場になっていたところに、キッチンカーが出ていた。ここら辺でキッチンカーを見るのは初めてだった。新宿御苑駅の近くで働いていたときは、よくキッチンカーにお昼を買いに行っていて、特にインドカレータコライスがお気に入りだった。ほんとうによく食べた。昨日出店していたのはスパイスカレーの店で、インドカレーぽいものもあったけど特にインドカレーにこだわっていないようでグリーンカレーもメニューにあった。昨日が初めての出店だったらしい。そのタイミングで自分が前を通りかかったのはほんとうに偶然だ。普段は仕事終わりに散歩なんてしない。外に出るとしても元気があったらジムに行ってしまうから、近所をふらついたりはせずジムと家を行き来するだけだ。「今週と、来週の月曜日に出店してます」と言っていたけどそれってつまり、今週全部と来週月曜日のことなのか、今週の月曜日(つまり昨日)と来週の月曜日だけのことなのかわからなかった。昼もやってるらしくて、ちょうど通りかかったその時間帯は終わり間際だったらしい。ランチを買いに行ってもいいが、昼は最近は日曜日に作り置きしている筋肉弁当(鶏むね肉とごはん)を食べているので、それが余ってしまうことになる。すると自動的に夜ご飯の候補ということになる。PFCバランス的に夜にカレーなんて食べられるのかな。でも、キッチンカーは大好きなので一回は食べてみたい。来週月曜日の夜はカレーかな。

最近自分の人生を生きるということについて考えてる

オンラインの生活になって、いろんな情報から自分を遮断しやすくなったと思う。 事実、ストレスは減っていて、土日にただ疲れを癒すだけじゃなく、ちょっとずつだけどやりたいことに時間が使えるようになってきた。

そうして、情報から遮断されると、自ずと情報は自分から探しにいかないとなかなか手元に届きにくくなる。 私はどうやって自分が吸ったり、食べたりする情報を選んでいるのか。

情報は空気のようだし、食べもののようでもある。 そこらへんに漂うものをただそのままにしていたり、息を吸うように取り入れたり、選びとって食べたり。


といういつかいたかわからない下書きが残ってたのでせっかくなので公開しておく。 コロナによるオンライン生活が始まって半年くらいしたころの感想のような気がする。 タイトルから推測するともっと書きたかったことがありそう。

たぶん上の文章を書いてから2年くらいたっているわけだけど、ついさっき公開したこの話とか、まさにここでいう受動的な情報が減って自分で選んだ情報でやりたいことに時間を使ってる例という感じがする。何を書きたかったかは知らないが、この人がこうしたいなと思ってたことに近づいてそうだなと思う。

zakki-missasan.hatenablog.com

立体刺繍のキット付きオンライン講座を購入した

ハンドメイドをやりたいと思っていて、前からちょこちょこ作りたいものを調べたりしていた。昨日も何気なくPinterestを漁っていたらポリマークレイで作ったアクセサリーがなかなか良さそうだとなって、いい感じの作例を探したり、YoutubeでHow to動画を探したりし始めたらやる気が高まったので、Amazonで作り方の本と道具を買おうと検索しているときに、この人はこれも見てるよ的なおすすめから別の本が目に入って、そこから急に立体刺繍がやりたくなった。

この表紙がタイプすぎた。12ヶ月の季節の花を立体刺繍で作っていくという本のコンセプトもよかった。身につけられるアクセサリーというのもよかった。ただ、Kindle版を購入して中身を見てみると、字と図だけでは到底理解できないように思った。いろいろな道具が出てくるけど、まず試してみるのに、何が必要なのかとかがよくわからなかった。最初から全部揃えても続くかどうかもわからない。 試しにYoutubeで立体刺繍の動画を探していたら、この本の作者の作例を元にしたキット付きのオンライン講座があることを発見したので、購入した。4つの作例とそれを作るための材料、解説動画をあわせて¥13,500 税込だった。 自分でわからないなりに道具を集めたり、手芸屋さんに出向いて必要な材料を揃えたりすることがおっくうだったので、こういう基本的な道具+キットがセットになっているのは少し割高だったとしても助かる。

crafting.education

キットは2〜3日で発送されるらしい。他にも自分で揃える必要のある道具があったが、次の週末を待つのがわずらわしかったので、それもAmazonで適当に購入した。

渋谷の広告と若者

都会にはめちゃくちゃたくさんの人がいた。スクランブル交差点を行き交う人の波は俯瞰すると巨大な現代アートみたいに感情が圧倒された。街中にあらゆる広告がひしめいて、目や耳を刺激してくる。アイドル、ミュージシャン、ゲーム、アニメ、携帯電話、FX、ビール、エトセトラ。人間と情報の大洪水だ。そのどれもが誰かが何かを意図して配置したもので、一つとして自然とそこにあるものではない。道行く人々もただそこにいるのではなく、何かを求めてわざわざ渋谷に集まっているのだ。私も「久々に渋谷という街に挑み、服か何か気に入ったものを買う」という目的を持って歩いている一人だった。渋谷にはたくさんの若者がいるけれど、不思議と何か共通する雰囲気をまとっているように感じた。それほど奇抜だったり洗練されたおしゃれな人という雰囲気を発していない一見すると普通の子という感でも、一つ一つの服や持ち物をよくよく見てみると、その人の趣味が反映されていると思われる少し変わった形のバッグを持っていたり、気の利いたデザインのトップスだったり、有名なブランドものだったり、気をつかって大事に選ばれた品物という感じのものを身に着けていた。でも数人で並んで歩く姿を遠巻きから集団として眺めるとなんとなく同じように見える。ほとんど同じような体型で同じように首周りや裾まわりに大きめのフリルのついた女っぽいワンピースを来た5〜6人が西武出入り口の前でおしゃべりをしながら何かを待っていたり、アパレル店と思われる店の前に同じようなファッションの人々が長い列をなして携帯を見つめながら自分の入店の順番を待っていたりする。それぞれ自分なりの好みや趣味を持っていてそれを満たす商品を提供する場所が渋谷にはあって、街なかを混ざり合って動いていればばらばらに見える人々もその場所にたどり着けば似たような人に見えたりする。久々に渋谷で買った服を抱えながら歩く自分も同じように「〜が好きそうな人」みたいなカテゴリーを背中に貼り付けながら渋谷の街を彷徨っている人の一部なんだろう。

享受したりこなしたりする日々の様子

ずっと何かで埋まっている。朝起きて朝ごはんを食べて、あすけんにカロリーを入力しながら、その日一日のカロリーに思いを馳せる。仕事の時間が始まれば、夜まではただもくもくと仕事をするのみ。少しの休憩時間や、お昼ごはんを食べ終えた後の残りの休憩時間はすぐにKindleで漫画を開いている。仕事が終わればいそいそと支度をしてジムに向かい、ジムの最中は筋肉の使いかたやトレーナーと何を会話したらいいかに頭を使っている。有酸素中は韓国ドラマをぼんやりと眺め、終わればいそいそと帰宅する。晩ごはんを食べて、お風呂に入り(お風呂の間もスマホでKPOPの最近の様子を眺めるだけ)、その後はスマホで漫画の続きを読んだり、読書をしたりして寝る時間を待ち、時間がくれば早々に床につく。朝起きれば、その繰り返し。平日は、何かそういう中身があるようなないような活動で一日が終わる。自分の内側から湧いてくる思考などに向きあう時間はあまりない。それで困ることはないし、むしろ最近はすごく健康に過ごせている。それでいいのかもしれない。一方で、何かを工夫すれば、もっと違った時間の過ごし方ができるのかもしれない、と思うこともある。とりあえず、スマホを置いてみるとか。漫画、韓国ドラマ、KPOP、小説のようなコンテンツを享受するだけの時間を少し減らしたら何か変わる?